009 死ということ

死ということをポジティブに考えることができないんですが?


死とは、終わりではなく進化

「死というものは、生のひとつの形なのだ。
 この宇宙に死はひとつもない。by宮本輝『にぎやかな天地』より」


***

死ぬということは、それほど怖くない。
眠りの延長だと思うと、楽しみでさえある。

でも死ぬ間際に、肉体の痛みが伴うんじゃないかと想像すると、
そのことが苦痛に思える。

これはあくまでも、客観的な思いで、
23歳のときに死にゆく父の、生に対する葛藤や、
他にも知人、恩師などがこの世を去るまでのすがたを観察すると、
やはり肯定的に、ポジティブにだけとらえるのは困難だなぁ、と思える。

でも、致死率は100%。それは生まれてきた宿命だ。
自分だけが、と思うと寂しくもあるが、
生まれてきたすべての人が死を体験するなら、
これはもう、死を楽しむしかない。

死というものが、
もしネガティブなものならば、
すべての人が最期には不幸に終わることになる。

死とは、幸福だ。幸運な、天からのギフトだと思えたら、
どんなにポジティブにこの世を去ることができるだろう。
ある未開の部族は、死を祝うのだと聞いたことがある。
要は、死とは卒業なのだ。
次に進むために、もっと成長するための卒業なのだと。

死をポジティブなものにするための方法として、
遺書を書く、というのがいい。
遺書を書くということは、
「死をデザインする」こと。
死に方がデザインできると、生き方も自然とデザインできる。

誰もが必ず迎える死。
どうせなら、死ぬことによって進化したい。

身近な人の死は、
自分が必ず迎えるであろう死を感じさせ、
よく生きることの大切さを教えてくれる。
それもまた、死んだ人からのギフトなんだろう。

宮本輝の言葉、
死というものは、生のひとつの形なのだ。
 この宇宙に死はひとつもない」

死を、進化として、楽しめたら達人だ!

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***


by kojobunko | 2019-01-09 20:18 | 名言ワンダフルライフ365 | Comments(0)


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