生み出す世界(名言ワンダフルデー8)

名言ワンダフルデーでは、名言の裏側にある「おもしろ視点」を見つけ出して発信していきます。名言ワンダフルデーのキャラクター「よみガエル」がバリバリの大阪弁ツッコミ超訳でせまります。はじまりはじまり、今日の「名言ワンダフルデー」の名言です。


[今日の名言]

身をすてつるなれば、
世の中の事 何かはおそろしからん。

樋口一葉
(1872〜1896 小説家)

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今日のよみガエル超訳−−−−−−−−−−−−−−


死ぬ覚悟してみ、
ほな一瞬のうちに問題なくなるから。


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


怖いものっていっぱいあります。

老いていくこと。

病気。

借金。

無収入。

別れ。

人間関係。

もう上げればきりがないほど。

もう結論からいきましょう。
その恐怖の正体は「死」です。

樋口一葉は、

身をすててしまえば、
そういう問題はなくなってしまうんだ。


死を解決すれば、
今抱えている問題は一瞬にしてなくなってしまうと言ってます。

さて、どうやって解決しましょうか、
この死という問題を。
いま、一所懸命にその視点を探していますが、
あまりに問題が大きすぎて答えが見つかるかどうか。

ちょっと、樋口さんにインタビューしてみます。

シバ
樋口さん、
身をすててしまえば、世の中に恐ろしいものはなくなるといってますが、
本当ですかね。

ヒグ
そら、言葉で説明してな、頭で分かっても理解でけへんやろ。
体験してみいひんと分かれへんやんか、やっぱ。

シバ
あれ? 樋口さんって関西弁でしたっけ。
あなた樋口さんだと言ってますが、
その関西弁からすると、よみガエルじゃないですか?

ヒグ
方言はどうでもええねん。
それより大事な問題のこと知りたいんやろ。

シバ
失礼しました。続けてください。

ヒグ
じゃまず、大事なこと言うで、よう聞いときや。

自分らが生きてるこの世っていうんはな、
生み出された世界やねん。


生み出されたいうことはカタチがあるねん。

カタチがあるゆうことは限りがあるゆうことや。
それが死やねん。

シバ
なるほど。
それが死なんですね。

ヒグ
でもな、よう考えてみ、

生み出された世界があるゆうことは、
生み出す世界があるゆうことやろ。


いろんなもんを生み出す大元やな。
大元があって、はじめてカタチの世界が生まれてくるねん。

自分な、カタチの世界から考えるから分かれへんねん。
生み出す世界から考えてみ。

シバ
そこまで視点をカエルと斬新ですね。
でも、生み出すって神の領域でしょ。

ヒグ
そんなことないで、自分かて生み出すことあるやろ。
そやな、自分もいろいろアイデア出して、
なにかモノを作ったことあるやん。

シバ
それはありますよ。
けっこうモノづくり好きなんです。

ヒグ
せやろ、そのな、モノを作っているときっていうんは、
自分、生み出す世界の存在やねん。
そんとき、まずどこで生み出す?

シバ
そうですね。まず頭の中で想像します、いろいろなカタチやストーリーを。

ヒグ
せやねん、そのときのその感覚が生み出す世界やねん。

シバ
なるほど、ぼくも創造者ということですか。

ヒグ
せや。
でもな、生み出す世界と生み出された世界には大きな違いがあんねん。

つくり出されたもんがな、生み出された世界にカタチになると、
どんどん劣化していくねん。それでいつかは終わりがくるねん。
まあ、それが死やな。

死っていうんはな、カタチのことと思てるやろ、
でもそれだけちゃうねん。ちょっとそれ説明しといたるは。

まずな、自分が過去に生み出されたもんを何か思い出してみ。
それって時間とともに色あせていくやろ。
時とともに色あせ、カタチがくずれ、いつしか存在感がうすれていくねん。

それてカタチが古びていくように思うけどな、
ほんとうは違うねん。

自分の想念が薄れていってんねん。

もう自分の心の中の不要物やな、
心の中の存在が薄れていくと同時に、
カタチは消えていくねん。

せやから、長く残ってるもんってあるやん、
美術品とか、文化とか、伝統とか、
それはな、想念のバトンタッチが上手くできてんねん。
それが切れた時点でカタチは消えてまうねん。

これが生み出された世界の現象やねん。

シバ
なるほど。
それと「身を捨てる」というのは関係あるんですか?

ヒグ
大ありやがな、まだ分かれへんのんか?
身を捨てるゆうんは、カタチのことや思てるやろ。
ちゃうねん、

身を捨てるゆうんは、
生み出す世界の存在になる


ゆうことやん。

たとえば、幕末の志士とかみてみ、
新しい日本を生み出そうとしてたやん。
それは生み出す世界に身をおいてたんや。
「新しい日本をつくるぞ!」って。

そこに身をおくとな、
死を超越すんねん。
せやからあんな大胆に活動できんねん。

もう一回ゆうとくで、
身を捨てるゆうんはな、
この世を捨てるんちゃうで、

生み出された世界から、
生み出す世界の住人になる、


ゆうことや。

生み出す世界の住人になるとな、
肉体はあってもなくてもええねん。
肉体に執着するから問題が起こんねん。

わかった?

シバ
ということは、

生きながらにして生み出す世界の存在たれ。

ってことなんですね。
肉体があろうが、なかろうが。

ヒグ
せやせや。
意識の問題やねん。
肉体の問題ちゃうねん。
まあ、
かっこええ言い方したらな、

このいのちを何に使うか、
その志やな。


志いうんは生み出す世界から発するものやねん。
とにかくな、自分も生み出す世界の住人になりや。
そこにいたるとな、
生死を超えて生きられんねん。
幕末の志士のようにな。

朽ち果てる世界に執着せんと、
どんどん新しいものを創造してく、
そんな自分になりや。

そうなったら、この世のことは恐ろしいどころか、
もう、おもろて、おもろてたまらんような、
こんな日々が続くねん。

ま、そこそこにがんばりや。


↑↑↑
この文章は本当に何の根拠もなく、
樋口さんにインタビューしたごとく、
思ったままを記しました。
樋口一葉の著述には一切関係ありませんので、
樋口ファンのみなさま、ご容赦ください。

たぶんこの大阪弁からすると、
よみガエルが大阪弁でツッコんできたようです。











***
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by kojobunko | 2015-04-08 15:51 | 名言ワンダフルデー | Comments(0)


本は、過去、現在、未来をつないでくれるツールです。読む本はもちろん、本には作る楽しみもあります。まだ知らない本の世界をシェアしていきます。by 柴田健二郎


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